こんにちは、おゆママです。
今回は、私が「別居を決めたきっかけ」について綴ろうと思います。
前回までの記事はこちら
この出来事があったから別居を決意したとかそういうことではなくて、
今までお話しした出来事が積み重なってある出来事でプツンと我慢していた糸が切れて
別居に至りました。
だからもしかしたらこの話を聞いただけだと 「そんなことで!?」と思われるかもしれません。
でも私にとってはもう我慢が溢れそうなところに 最後の一滴、それで溢れてしまったように思います。
ワンオペ育児と「正しさ」にこだわる夫
夫は一見、モラハラ夫というようなタイプではありませんでした。暴力的な人でもなく、家事や寝かしつけも手伝ってくれる”いい夫”に見えたと思います。
でもその“良い夫像”は、「正しいことを完璧にこなすことこそが家庭円満」という独特の価値観に支えられていて、そこに私や子どもたちの気持ちは存在していませんでした。
寝かしつけ中に起きた出来事
ある夜夫が子供たちの寝かしつけをしてくれました。
おやすみ〜とパパと2階に上がっていく子供たち。
子供たちにとって、ママは甘えさせてくれる存在、パパは遊んでくれる、
いろんなことを教えてくれる存在だったんだと思います。
パパの寝かしつけだと特に息子は遊びたくなってしまって なかなか寝つかないのが毎回のことでした。
夫はというと寝かしつけの際に絵本を読んであげることも
ありましたが、たいていは部屋を暗くして、自分はスマホ、
子供たちにもう寝なさいと言って子供たちが寝るのをスマホを いじりながら待つスタイル。
そのやり方はどうなんだと思ってはいましたが、
夫の寝かしつけでは遊びたくなってしまう子供たちにとっては
寝るしかないかと諦めがつく方法だったのかもしれません。
試行錯誤の末、そのスタイルになったなら文句が言いにくいなとさえ思っていました。
夫は我関せずでスマホに夢中。私はその時1階のリビングで 久しぶりの夜の自分時間を楽しんでいました。
少し騒がしい2階を気にしながらもNetflixを見ていると
急に「ぎゃーーーーーー!!!」という泣き声が。
単に怒られて泣いたというより、転んだりして痛いときに
瞬間的にギャー!っと喚くような泣きかたでした。
私も心配になり2階に行こうとすると夫が2階から降りてきました。
すると私には見向きもせず冷凍庫から保冷剤をとって2階に戻ろうと しました。
「え、どうしたの?」と聞くと、「俺の指が〇〇(娘)にぶつかって突き指しちゃってさ」と、自分の指を冷やすとのこと。でも、実際は違いました。
寝室に行くと、娘が頭を冷やされていて、「どういうこと!?」と聞くと、夫は「なんでもない!」と怒気を含んだ口調でドアをバンと閉めました。
感情で手をあげた。それが何より怖い。
後に夫が話した内容はこうでした。
- 子どもたちがぬいぐるみで遊んでいた
- リュック型のぬいぐるみが夫の目に当たってとても痛かった
- 投げたのは息子だったが、近くにいた娘に怒って、感情的に頭を叩いてしまった
- 間違いに気づいて謝った
この話を聞いて、私はショックでした。
誰が投げたかなんて関係ない。 どれだけ痛かったかも関係ない。
「叩いた」その事実が、私の中で全てを変えました。
もちろん日常的に叩くことはなく、前回もお話しした通り
言葉による圧力だったのでまさか、手をあげることなんて
ないと思っていましたが、急に夫が怖くなりました。
やっぱり手をあげるんだ!という完全に自分の感情が
夫に対して閉ざされた感覚でした。
しかもそれを一度は自分の手が痛くてなんて誤魔化そうしたこと
これも許せないことの一つでした。
さすがにこの話をした際の夫は反省した様子でしたが、
だからって怒りと悲しみは収まりませんでした。
夫といると子供たちまで傷つくことになると確信したのです。
その場では、感情的に「別居だ!離婚だ!」などは言わず
旦那のことを否定することなく、わたしは話を聞きながら泣きました。そこで夫に怒っても否定しても意味のないこと。
何度も言い方に気を付けてとか優しくしてと言ってきた結果がこれ。
もうなにも求めることはないと思ってなにも言葉はでませんでした。
もしかしたらこんな出来事は他の家庭でもよくあること
なんでしょうか?何度かそう思いました。こんなことで別居だなんてわたしがおかしいのかな?と。
他の家庭でもあることないこと関わらず、こどもを理不尽に傷つけた。自分もこれ以上傷つきたくない。幸せになりたい。その気持ちだけで別居する理由は十分だと思いました。
夫には実家に帰るとは言わずに、翌日とりあえずの荷造りをしました。幸いにもわたしの職場はフレックスタイム制度を導入していて、平日の昼間、数日分の荷造りする時間を確保することができました。2、3日分の着替えと保育園の道具、こどもたちの玩具、急いで車に積んで家を出ました。ちょっと唐突で浅はかな行動だったかもしれませんが、この時はこの先のことはあまり考えてはいませんでした。
次回は別居生活とその間の夫とのやり取りについて綴ります。
また読んでいただけたら嬉しいです。
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